【国際遠距離恋愛中】空港で言ってはいけない、あの言葉

現在、初めての国際遠距離恋愛中で、近い将来に恋人に会いに彼(彼女)の国を訪ねる予定の方に、ぜひ知っておいて欲しいことがあります。

外国の空港で入国審査のときに、絶対に言ってはいけないことがあるのをご存じですか?

また、国際恋愛中ではないけど、海外旅行が好きな方にも知っていて損はないアメリカの入国審査場での話をご紹介します。

税関職員を甘くみてはいけません

フレンドリーな人が多い印象のアメリカ人。空港の入国審査官も例外ではありません。入国審査場でも、驚くほどフレンドリーな職員がいるときも(もちろん、なんでそんな不機嫌なんだ?と言ってやりたい衝動に駆られるほどの仏頂面で機械的な物言いの職員もいますが…)。男性審査官の中には、ナンパまがい?のことまで言ってくる人までいる始末。しかし、審査官がニコニコとフレンドリーだからと言って、彼らを甘く見てはいけません。彼らは、『怪しい人物を特定する』プロなのです。

絶対に言ってはいけない

アメリカの空港の入国審査場では、気を引き締めてください。「入国目的は?」と審査官に尋ねられても絶対に、「恋人に会いに来た」と馬鹿正直に答えてはいけません。無難な答えは、「観光」です。観光と答えても、あなたが女性一人の場合、「一人で?」「どこに泊まるのか?」と続く可能性もあります。あなたの顔は緊張で引きつって、喉がカラカラになるかも知れません。それでも、恋人の存在は明かさない方が賢明です。何故か?理由は簡単です。あなたがもし、「アメリカ人のボーイフレンドに会いに来た」と答えれば、入国審査官の危険レーダーに引っかかります。「この子は、ボーイフレンドと一緒にいるために、そのまま日本へ帰らずにアメリカに残り、不法滞在者として暮らすのではないか?」と彼らは疑うからです。だから、もうすぐ大好きな彼に会える喜びで顔がニヤケ気味であっても、なにがなんでも「彼氏に会いに来た」は、禁句です。

そもそも税関職員って…

税関職員は英語で、Customs Officerと呼ばれています。Officerという単語事体に、『a person holding a position of command or authority』という意味があります。警察や軍隊の司令官もofficerと呼ばれるわけですから、私たちが想像している以上に税関職員にはいろいろな権限があるのです。あなたを入国させるもさせないも、彼らの鶴の一声で決まります。日本の税関職員ではちょっと考えられないことですが、アメリカの税関職員は、その日の気分とか機嫌に判断を左右されることもあります。判断基準の個人差も大きいのが事実です。日本の職員のように全員が同じ基準に従って、杓子定規に働いているわけではありません(融通は利かないかも知れませんが、ある意味、公平でもありますね…)。ラッキーかそうでないかは、『人による』のです。巷では、何故かは分かりませんが、女性職員が男性職員より厳しいという噂もあります。

最悪のシナリオ

さて、もし入国審査官に、あなたが怪しい人物だと疑われた場合。取り調べに段階があります。さっきまでのフレンドリーな態度も笑顔も消えた職員に、まずはカウンターで根掘り葉掘り質問されるでしょう。それでも怪しいと判断された場合は、別室送りとなります。別室の扉は旅客が逃げ出さないよう、中からしか開閉できない仕組みになっています。別室では、別の職員からさらなる質問責めに合います。短ければ30分、長ければ数時間。長い拘束後、最終的に釈放されて入国させてもらえたら、ラッキーです。必死の弁解も虚しく最悪の場合は、恐ろしい強制送還が待っています。信じられないという人もいるかもしれませんが、単なる都市伝説ではありません。現実に起こりうるのです。そのままアメリカの空港の外の土を踏むこともなく、自分がついさっき乗ってきた同じ飛行機で、日本へとんぼ返りさせられるのです。

『観光』と答えていることに、矛盾がある

アメリカ行きの機内で記入する、入国カード。そこに最後にサインをしていませんか?あの入国カードは、よく読んでみると、虚偽の申請をした場合は云々カンヌン…と怖い内容が書かれています。『観光』はあくまでも純粋な『観光』であって、恋人に会うのは入国審査官の理解では『観光』ではないのです。広義に解釈すると『観光』に当てはまらないわけでもないですが、そんな屁理屈は税関職員には一切通用しません。嘘をついて入国を試みたのですから、強制送還されても文句が言えないのはこのためです。強制送還されると、パスポートに『入国拒否』のスタンプが押され、アメリカに来るたびに別室送りの運命が待ち受けています。ですので、絶対に怪しまれるようなことは言わないように注意しましょう。

入国審査を甘く見ると怖い。知っていて損はない4つの話へ続く

photo by: https://www.pakutaso.com/
written by: Oilvia

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