英語の勉強をずっとしてきたのに、いまだに英語が満足に話せるようにならない。
英語を学んできてよかった!役に立った!という経験をほとんどしたことがない。
という人にぜひ聞いてみたいことがあります。
今まで勉強してきた英語を使って、実際に何人の外国人と実際に会話をしましたか?
多くの人が、英語の勉強=文法を勉強したり、単語を暗記したり、シチュエーションごとのフレーズを頭に詰め込むといったインプットが中心の学習方法をとっています。
おそらく、インプットの比率が90%だとすると、実際に英語を使うというアウトプットは10%くらいではないでしょうか?
それでは、いつまでたっても英語が話せるようにはなりません!
でも、日本にいながらにして、英語力を飛躍的にUPする方法があります。
インプット90%、アウトプット10%の比率を逆転してください。
実践のアウトプットを90%、残りの10%をインプットに転換してください!
まず先に英語を使う=アウトプットをする、その後に復習をかねたインプットを実践してみてください。
私自身、英語をずっと勉強してきて、英語科も卒業し、ある程度英語ができると思い込んでいましたが、現実は違いました。
初めて先生以外の外国人と話す機会があったのですが、その時の苦い経験が忘れられません。相手の会話のスピードにまったくついていけず、まともな返事もできずに適当にうなずいて笑顔でごまかすのに精一杯でした。
今まで勉強してきた英語は何だったのかと、本当にショックを受けました。
逆にそのショックがよかったと思います。
初めて真剣に英語を話せるようになりたいと心から思いました。
そして、色々な方法を試した結果、アウトプットの重要性に気付き、それからはひたすら実践しました!
リスニングやリーディングなどのインプットでは、もし理解できていなくてもごまかすことが可能だったり、なんとなく理解できていると勘違いすることもあります。
でも、実際に英語を話すというアウトプットでは、そのごまかしがききません。
自分の知る限りの英語を必死に駆使して会話することで、自分の能力のレベルや限界を認識できるのです。
自分の英語力のレベルや限界を確認し、自分に足りない部分を補うための学習(=インプット)をするとより効果的に英語がどんどん身についてきます。
これにぴったりのアインシュタインの名言をご紹介します。
The more I learn, the more I realize I don’t know.
The more I realize I don’t know, the more I want to learn.
学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知か思い知らされる。
自分の無知さに気づけば気づくほど、もっと学びたくなる。
まさに英語学習でも同じです。
実際に外国人と会話すればするほど、あのフレーズを知っていたらもっと話せたのに!とか、あの単語の意味はなんだったんだろう?と、自分に欠けているものがどんどん発見できるはずです。
そして、今度はもっと上手く英語を話せるようになりたい!という意欲がわき、効果的に学習できるのです。
場数を踏んで、自分自身が身をもって経験したことから学んでいくというプロセスは、英語教材や英会話スクールから学ぶものとは全く違います。
英語の上達スピードも驚くほど、違うはずです!
ぜひ、アウトプットとインプットを逆転して、どんどん英語を使ってみてください!
いかにしてアウトプットの機会を増やすか、具体的な方法やアドバイスはまた別の機会に書きたいと思います。