初めてのデートは誰だって緊張するものです。会話が弾んで楽しいデートにするには、勿論相手との相性は言うまでもなく、それ以外にも『何を話すか』が重要です。そこで今回は、1回目のデートで避けるべき13の質問をご紹介します。
『年収は?(So, how much money do you make?)』
最初のデートで尋ねるべきではない質問の最たるもののひとつです。個人的過ぎる質問であるだけでなく、余計なお世話(None of your business)です。しかも、付き合うべき相手かどうか年収で判断しているようにも聞こえますよね。男性ならヒモ願望があるのかと思われる可能性も。こんな直接的に尋ねなくても、『どんな仕事をしているの?』で後は大体想像が付くってもんです。こんな質問をする人なんているの?と半ば信じられない人がいるかもしれません。
しかし、最初のデートで歯科医の男性に年収を尋ねた元同僚女性を著者は知っています。にわか信じがたくても実際にいるんです。もちろん、彼との2回目のデートは永遠にありませんでした。本人は年齢のせいだ!(彼女が年上)だと分析していましたが、それだけが理由ではないのは火を見るよりも明らかです…。
『今まで何人と付き合った?(How many boyfriends/girlfriends did you have?』
質問が相手のプライバシーに立ち入り過ぎて下世話です。余計なお世話です。なにより、知ってどうする?少なければ硬派(真面目)とか、多ければ遊び人(身持ちが緩い)とか、付き合った人数で相手を判断するつもりですか?
『デーティングサイトを使ってる?(Do you have Tinder?)』
Tinderに限らず、 Match.comでもなんでも構わないのですが、どんなオンラインデートのサイトを利用しているか、なぜ教えないといけないのでしょう?どんな方法で婚活をしていたとしても、最初のデートの相手に教える筋合いなどありません。
『どうして前彼(彼女)と別れたの?(What happened between you and your ex?)』
デートの相手がどんな人間か(浮気者か?モラハラか?優柔不断か?依存的か?)、深入りする前に知りたい気持ちはまったくわからないでもありません。しかし、こういった質問はかなり個人的です。まだ傷が癒えていないかも知れないし、誰にだって話したくない過去もあります。人に歴史あり。みんな色々経験しているのです。誰かとデートしてこれから前向きな気分になっているときに、前の恋人や配偶者(Ex)の話なんてしたくないですよね。
『何歳で結婚したい?(How old do you want to be when you get married?)』
こんな質問を最初のデートでされたら居心地が悪過ぎます。仮に自分が30歳までに結婚したいとして、30歳まであと2ヵ月しかなかったとしたら、尋ねた相手はどんな反応を見せるのでしょう?この手の質問は、真剣にお付き合いをしてからするべきです。
『どんな結婚式をしたい?(What kind of wedding do you want to have?)』
お見合い相談所を介してのデートではないんですから。『結婚したら子供は何人欲しい?』と同様、最初のデートでこんなことを聞かれたらホラーです。先走り過ぎです。焦り過ぎです。前のめり過ぎです。とにかく重過ぎて尻込みしそうです。まだ何も始まってもいない相手と将来についての深い話(妄想?)をするほど寒いことはありません。
『将来を見据えた真剣な付き合いは嫌ですか?(Are you afraid of commitment?)』
確かに、世の中には結婚願望がない人がいます。または、いつかは結婚したいと思っていても、今がその時ではない人(でも、恋人は欲しい)など。でも、まだ付き合ってもいない状態で、しかも、1回目のデートでこの質問をされたら、きっと相手は答えに窮するでしょう。こんな豪直球を投げなくても、相手がなにを求めているかは2回目以降の相手の言動で徐々に明らかになっていくはずです(ただし、そんなまどろっこしいのは嫌だ!時間の無駄だ!相手に結婚願望があるかふるいにかけたい!という人は、この質問を『踏み絵』として相手に投げかけるのもよいかもしれません…)。
『どうして彼(彼女)がいないの?(Why are you single?)』
訊いてどうする?そんな質問をされたら、どの答えが正解なのでしょうか?こっちがその理由を訊きたいわ!と思う人だっているはずです。
『私のこと好きですか?(Ae you attracted to me?)』
『手をつないでもいいですか?』や『キスしていいですか?』と同じぐらい間抜けな質問です。興覚めです。そんな質問をしなくても、相手の様子から分かりませんか?訊かないと分からないようでは、自分に自信がない人のように思われても仕方ありません。
『あなたのことをググってみたんだけど…(I Googled you and I was wondering…)』
面と向かってこんなことを言われたら、ストーカー予備軍みたいで怖いです。仮に相手のSNSなどをチェックしたとしても、自分の中だけで留めておくべきです。
『ダイエットでもしてるの?(Are you on diet?)』
この質問で、注文した料理で自分を判断されているような気がする女性がいることをお忘れなく。また、『それ全部食べるつもり?』という質問は、関節的に『だから太っているんだよ…』といっているように捉えられることも。女性の身体について暗示しているような質問は避けましょう。
『何歳?(How old are you?)』
女性に年齢を尋ねるのは失礼だと習いませんでしたか?特に妙齢の女性は、まだ親しくもない人には『今日のランチは何食べた?』のような軽いノリで年齢を尋ねられたくないものです。もしデートが続くようなら、いずれは彼女が何歳なのか知ることになるはず。しかし、1回目のデートでは控えるのが賢明です。
『彼女(彼氏)がいるけど問題ないよね?(Do you mind if I have a girlfriend?)』
問題ないわけないに決まってるだろ!と相手にキレられて当然の愚問です。どの面下げてこんなふざけた質問ができるんでしょうか?問題外です。以上!
最後に
ここにはあえて記載しませんでしたが、1回目で性的な質問をするのは問題外であることは言うまでもありません。女性に性的な質問をして変態認定されたり、怒ってその場を去られても自業自得です。また、2回目のデートを望むのであれば、『この後うちに来る?』も止めておくのが無難です。
ここでご紹介した1回目のデートでのタブーの質問は、人種・国籍・性別を問いません。わざわざ地雷を踏んでデートの雰囲気を台無しにしてしまわないよう気を付けたいものですね。
Written by: Olivia
参考文献:
12 Questions You Should Never, Ever Ask On The First Date
URL: https://thoughtcatalog.com/marisa-donnelly/2016/05/12-questions-you-should-never-ever-ask-on-the-first-date/