日本人女性が外国人男性に人気があるという話はよく耳にします。一方、日本人男性は外国人女性にはモテないと言われがちです。しかし、本当にそうなのでしょうか?そこで、外国人女性に人気がある日本人男性の特徴や長所と、こうするともっとモテるのではないかという8つの秘密をご紹介したいと思います。
1.セクシーな雰囲気がある男性を目指す
男性にセクシーさを求める外国人女性は多いようです(特に、欧米人女性)。何をもってセクシーとするかは個人によりますが、大体の場合において『セクシー』の同意を得る日本人男性の例が、俳優の渡辺謙さんです。彼はとても分かりやすい例で、ほどよくガッチリした身体、長身、髭を生やすとワイルドな雰囲気…と、外国人女性に断トツの人気です。
日本人男性が欧米人女性の恋愛対象外になりやすい理由に、身体的要素が挙げられます。身長が低めといったことや、身体つきが華奢といった点です。人種的に、それこそDNAのレベルで、身体的要素が欧米人男性(コーカソイドや黒人)とは異なるのは仕方のないことです。そこで、彼らと同じようになろうと躍起になるより、日本人男性の身体的要素の長所を最大限アピールすることをお勧めします。
やはり、欧米人男性はマッチョな人がモテる傾向があります。アメリカの大都市では、この傾向は特に顕著です。大都市では健康志向な男性の人口も多いこともあり、せっせとジムに通って運動に励んでいます。日本人男性なら、細マッチョを目指しましょう。細すぎる身体はセックスアピールに欠けますので、筋トレで身体を鍛える作戦です。実際、アメリカに住むアジア人男性は、身体を鍛えている人が少なくありません。
足りないもの(身長)を、努力で得られるもの(筋肉)で補っているのです。アジア人男性の筋肉の質は、欧米人男性のそれと質が異なります。欧米人男性は太く大きい筋肉を得やすく、筋トレにひたすら励むと、最終的にはアメフト選手やプロレスラーのような身体になります。
一方、アジア人男性は、キュッと締ってブルース・リーのような身体になります。腹筋が割れてシックス・パックになった細マッチョの身体には、外国人女性のみならず、誰も文句を言うわけがありません。
以前、日本人女性とアメリカ人女性数人で、男性の好みについて熱く意見をぶつけ合ったことがあります。お題は、アメリカ人男性で兄弟のBとD。結果は、日本人女性とアメリカ人女性の間で、見事なまでにはっきり好みが分かれました。弟のBは、細身の長身でハンサムな男性。一方、兄のDは、弟より少し背が低く、ハンサムで鍛えた身体の持ち主でした。
日本人女性は全員Bを選び、アメリカ人女性は全員Dを選びました。客観的に見て、Bの方がよりハンサムでしたが、アメリカ人女性は重要なのは顔よりも身体だと言っていたのが印象的です。したがって、たとえ顔に自信がない人でも、身体を鍛えていたり、元々ガッチリした強固な身体つきであったりすると、欧米人女性にモテるチャンスは十分あると思います。もし、空手や柔道など格闘技をやっているような男性なら、さらに好条件です。
マッチョ信仰の根強い欧米人女性とは逆に、アジア人女性の一部には可愛い顔や綺麗め顔が人気があるのも事実です。韓国人・中国人女性には、ジャニーズのアイドル男性が好きという人も珍しくありません。山下智久さんの大ファンの韓国人の元同僚は、ある日本人男性の同僚が大のお気に入りでした。理由は、「あのようなキュートな顔の男性は、韓国人男性にはあまりいない」から。
可愛い顔の男性にも、朗報ですね!女性の好みも千差万別です。ただ、あまりオシャレ過ぎたり、全体的な雰囲気が中性的過ぎるのも考えものです。「もしかして、ストレートではないのかも?」と誤解されますので、注意が必要です。
2.黒髪に勝るものはない
原点回帰です。茶髪や金髪ではなくて、日本人本来の黒髪で勝負です。私たち人間は、自分が持っていないものに憧れたり惹かれる傾向がありますので、それを生かすのです。欧米人女性にとって、茶髪や金髪の男性は欧米人男性で十分間に合っています。だから、アジア人男性独特のサラサラの黒髪の実力を遺憾なく発揮するのです。
髪の色に関しては、『日本人黒髪至上主義』を支持している欧米人に沢山出会っています。女性だけでなく男性までもが、「どうして日本人は髪を染めてのだろう?黒髪の方がク-ルだし、似合ってるのに勿体ない!」と口を揃えて言っていました。持っている素材は存分に生かすに限ります!
3.堂々と自信を持って話す
日本語は英語とは異なり発音数が少なく、たとえ話し手のアクセントが正しくなかったり訛っていても、意味を推測することができる言語です。ところが、みなさんすでにご存じの通り、英語は発音やアクセントが正しくないと相手に意味が通じない言語です。それが関係しているのか、英語を母語とする人たちの声は大きい傾向にあります。
よく声が通るように話している印象を受けませんか?英語の発生の方法が、日本語と異なることも理由のひとつです、日本語は、アクセントに抑揚が少なく(ただし、関西弁を除く)平たい感じで、声を張らなくても会話が成立します。したがって、日本語を話すときと同じ音量で英語を話すと、全体的に静かな印象になってしまうのが否めません。
アメリカ人男性は、本当によく話します。アメリカは色々な人種や文化を持った人が暮らす移民国家ですから、話してナンボです。話さないと相手に理解してもらえないので、どんどん話すのです。日本では、『沈黙は金』と言われますが、アメリカでは寡黙なことは、『意見がない』『何を考えているか分からない』『影が薄い』、最悪の場合は、『頭が悪い』など、散々な評価につながります。
加えて、話し声も笑い声も大きいので、堂々と自信を持っているように見えます。実際は、彼らが話していることをよく聞いてみると、取るに足りない内容や冗談が多いのですが。
こうしたことから、職場での日本人男性の印象は、『シャイで物静か』となりがちです。ところが、英語を話すときに意識的に通常より声を大きくすることを心掛けるだけで、随分印象が変ります。日本人は英語の文法や言い間違いを恐れて、自信のなさから小声になりがちで、言葉が少ないことは以前から指摘されていることについては、耳が痛い人もいるでしょう。
しかし、外国人に完璧な英語を話すことを期待する英語のネィティブスピーカーはいません。内容、間違い云々よりも、はきはきと話すことが大切です。
4.ユーモアのセンスを身に付ける
日常生活でも笑いを求める関西人同様、アメリカ人にも会話の中のユーモアや冗談は重要な要素です。友人や同僚と私語をするときだけに限らず、フォーマルな場に置いても、ウィットなユーモアに富んだスピーチをするアメリカ人のなんと多いことか!著者の元職場では、アメリカ人女性の同僚と常に楽しそうに会話をしていたのは、ジョーク好きの日本人男性Tでした。アメリカ人女性たちは、Tと話すといつも大笑いし、最期には、「You are so crazy!」と言っていました(もちろん、褒め言葉です)。
このTに以前、欧米人のガールフレンドがいたことがあると聞いて納得しました。また、著者が知っている日本人男性でアメリカ人女性と付き合っている人たちの多くが、冗談を言うのが好きという共通点があります。ユーモアのセンスを身に付けると、外国人女性から好意的に思われる確率が上がるのは確かでしょう。
5.適度なレディーファーストを身に付ける
日本人男性はレディーファーストが出来ないと不満を漏らす女性がいますが、この点も意識的に行動するよう心掛けるだけで、徐々に自然に出来るようになります。アメリカに来て間もなかったころにはレディーファーストの『レ』の字も見られなかった日本人男性が、帰国するころにはレディーファーストが適度に身に付いているのはよくある話です。郷に入れば郷に従え。
やはり、周りを見て学習するのでしょう。アメリカには、ドアを開けて女性を通してくれたり、後ろから来る人のためにドアを抑えて待ってくれる日本人男性は、みなさんが思っているよりも大勢います。
最終的には、知っている人だけにでなく、知らない人にでも出来るようになるのが理想です。実際のところ、レディーファーストはマナー的位置づけで、特別なものではなく、心遣いととらえられています。それこそ、若い男性だけでなく、幼稚園児から老人までレディーファーストを行います。過剰にレディーファーストを行う必要はありませんが、さりげなく出来ると好感度が上がること間違いなしです。
6.時には、サプライズを用意する
記念日や相手の誕生日を忘れてはいけないのは言うまでもありません。プラスアルファで、何も特別な理由がなくても、ちょっとしたサプライズを用意することは、世界中の女性から喜ばれるはずです。欧米諸国では、男性でも気負わずに花束が買えます。
仕事帰りやデートの時に(ただし、荷物にならないように車で移動のデートに限ります)お花をプレゼントして、印象は良くなれど、損することはありません。大きい花束である必要はありません。「どうしてお花を?」と尋ねられたら、「Just because.(ただ、君のためにプレゼントしたかった)」とか「I was thinking of you.」と答えれば、ロマンチック度が上がります!カードを添えるのも忘れずに!
7.日本人男性持ち前の『思いやり』と『男気』
欧米人男性は、持ち前のロマンチックさで分かりやすい言動で、女性に好意や愛情をアピールします。そのような文化がない日本人男性には、欧米人男性と競争するのは不利かも知れません。
しかし、日本人男性には日本人男性独特の『思いやり』があります。日本人男性の『思いやり』は、噛めば噛むほど味が出る、いわゆる『スルメ』のようなものかも知れません。どうやら、日本の外に出てみなければ気付かないこともあるようで、在米歴が長かったり、アメリカ人男性と結婚している日本人女性からよく聞かれる点です。
例えば、『子供が小さいうちは専業主婦になってもらって、男性が家族を養う』といった考えはどうでしょう?男女平等の観点から見ると、一部のフェミニストの方からは『時代錯誤も甚だしい!女性差別だ!』と言われるかも知れません。しかし、近年アメリカでは、子供が小さい女性の専業主婦願望の割合が増加しているという調査結果もあります。
実際、女性がフルタイムで働き、乳児や幼児の世話もするというのは、心身ともに想像以上に大変なのです。この『家族を養う』という日本人男性の考え方は、それがない欧米人男性が多いのです。見方を変えると、ちょっと死語かも知れませんが『男気』すら感じます。たとえ見掛けがマッチョでなかったとしても、心は非常にマッチョで頼もしい限りです。
これぞ、日本人男性の『サムライ魂』の真骨頂です。これは欧米人男性のそれとは形は違えど、立派な女性に対する『優しさ』と呼んでも良いのではないでしょうか?ただし、キャリア志向の女性にそれを強要出来ませんし、それと育児や家事に参加しないのは別問題ですので、注意してください。
また、結婚後は夫が妻に家計を任せることが多い日本ですが、アメリカでは男性がお金の管理をする家庭が多いです。一生懸命働いたお給料を、『信頼の下に』妻に託す。この考えは、アメリカ人男性にはなかなか理解されないようです。この点においても、『家族を養う』のと同様、日本人男性の『男気』を感じずにはいられません。
ここに挙げた例は、家族が幸せに暮らせるよう日本人男性が負う責任感、思いやりの一面です。このような日本文化に基づいた考えは、言うまでもなく『需要と供給』ありきです。したがって、いかに性差別的でないように外国人女性の支持・同意を得るかが課題です。
8.勤勉さと真面目さをアピール
海外暮らしも長くなるとよく思うのは、日本人男性は働くことに関しては、勤勉で真面目だということです。それに加えて、責任感がある、粘り強いといった点は、相手から信頼を得る絶好のセールスポイントになります。た
だ、勤勉も度が過ぎると、単なるワーカホリックになってしまいます。ことに欧米人女性は、夫に家庭を大切にすることを期待しますので、私生活とのバランスが必要です。同様に、真面目過ぎるのも、面白みに欠ける人間と思われてしまいます。日本人は全体的に大人しい人が多いので、『少しお酒が入って陽気になった』ぐらいのテンションが、相手に楽しい人だと案外思われるかも知れません。
最後に
いかがでしたか?日本に暮らす外国人女性の中には、「なぜ日本人男性は声を掛けてくれないのだろう?」と不思議に思っている人もいると聞きます。一般的に日本人男性はシャイな人が多いので、なかなか外国人女性に長所をアピール出来る機会が少ないのが口惜しいところです。逆に言えば、ちょっと勇気を出して積極的になれば、外国人女性と仲良くなれるチャンスが増えるということでもあります。
photo by: https://www.pexels.com/
written by: Olivia