国際交流パーティーで外国人からよくこんな話を聞きます。
「日本人と話をしていると、ワンパターンな質問ばっかりでうんざり。。」
中でも一番で多いのは、いきなりの”Where are you from?”です。
外国人同士の会話でも国籍を聞くことはもちろんよくあります。しかし初対面でいきなり質問することはまずありません。
日本人の場合は、Hiなどの挨拶もなしにいきなり一言目に“Where are you from?”と相手に聞くのです。
相手の外国人がどこの国の人なのか気になるのはわかります。
でも、日本人同士の会話で想像してみてください。
初対面の人にいきなり“どこのお生まれですか?”と質問するでしょうか?
私ならビックリして、ちょっと引いてしまいます。笑
外国人でも同じです。いきなり国籍を聞かれるのは気持ちのいいものではないはずです。
もちろん、会話の流れで相手に国籍を聞くことはよくあることなのでOKです!
そのほかにも下記のような質問が多いそうです。
Can you speak Japanese? 日本語が話せますか?
Do you like Sushi? お寿司は好きですか?
Can you eat Natto? 納豆は食べられますか?
Do you like Japan? 日本は好きですか?
初心者向けの英語教材によく出てきそうなフレーズばかりです。
実際、国際交流パーティーなどで外国人と話すシチュエーションで役に立つかと考えると、少し無理があるかと思います。
こんな質問で会話が盛り上がるはずないですよね?
つまらない質問をするくらいなら、まず自分のことについて話してみることをおススメします。
自分の趣味や仕事など自分についてのことなら何でもOKです!
それから相手にも質問するのです。
そうすれば、相手も安心して自分について話を始めるはずです。
相手の話を聞いていると、話の流れで自然に質問できますし、また相手もあなたの話を聞いて、質問をしてきます。
このように会話のキャッチボールが始まれば、会話もどんどん弾んでいきます!
相手が外国人だからといって、特別に構える必要はありません。
教科書に出てきた質問をそのまま外国人にぶつけるのではなく、まずは自分について話す。
そして相手に質問してみる。ということを意識して実践してみてください。
日本人同士でも同じです。
いきなり初対面の人に好きな食べ物とか聞きませんよね?
外国人だということを意識せず、日本人と同じように接することが楽しいコミュニケーションのコツです!!